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窯出し

   窯をあけました。はたしてどんなかなー?
  あまり期待していなかったので、別に落胆も無し! この窯に使っている
  レンガの耐火度が高いため レンガが熱を吸ってしまうんです。 これは
  後々 気がついたのですが、何しろ安く買えたので飛びついてしまいました。


    今さら作り直すのも嫌だし、もう一つの穴窯があるので この窯は
   もう温度が上がらない窯という事で、それなりの焼物を焼こうと思います。

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     さて、気になっていた火前のサヤの中ですが、な、なんと真っ白け!!じゃ
    ありませんかー。白化粧で「緋色(ひいろ)」を狙ったんですが ガチョーン、
    でした、、、とほほ。これじゃウチの焼物じゃないよ!美しすぎるんだなァ。
    オレのキャラ倒れだあー、クソー。



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     古めかしさ、を狙ったので、その点では八割方成功でした。
    この窯は その路線で行くしかないかな、、。ビードロは望めない。
    しかし、不思議な事に窯の底(一番下の床部分)はもの凄く良い揚がり
    でした。まるで「備前焼」の灰被りを呈していました。 これは次回に
    期待しようかー(笑) すぐに調子に乗る悪いクセ、、。



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     さあ、益子陶器市に向けて急がねばー!!
    古めかしさがメインですから、仕上げの「やすり掛け」洗い作業は
    楽ちんですが。

     写真の右側辺りの 穴の空いている器は「スピーカーボックス」です。
    いえ、エンクロージャーが正しいかも。バスレフの穴です。あまり焼き
    過ぎると音が硬くなるンじゃないかと思いましたが、これ楽しみなんです(笑






by saburougama | 2017-04-25 20:11 | 穴窯 | Trackback | Comments(2)
Commented by sakura-kama at 2017-04-26 19:52
白化粧、ほんとに真っ白ですね。釉薬かかってないのかな?
そのほかみんな狙い通りとは、さすがです。錆色なんか、ほれぼれ。
窯にも個性があるんですね。その個性を生かすのが窯焚きとお見受けいたしました。
Commented by saburougama at 2017-04-26 22:37
白化粧に信楽の「緋色」の赤い色がほしかったんですが、物の見事に撃沈しました、、。透明釉を上から掛けると粉引きに
なりますが、そうなると「緋色」が出ないし、悩ましいですね。やはり ウチらしい「汚れの焼き」が合っているようです。益子で頑張ります(笑
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